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ペルセポリスII、その他

6月に読んだ本どん。読書メーター便利だね。 『ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る』 マルジャン・サトラピ 『百鬼夜行抄(21)』 今 市子(ソノラマコミックス) これまでの経緯が思い出せなくて土曜日半日潰して1巻から読み直したアホウがこちら… 『落第忍者乱…

『世に棲む患者』 中井久夫(ちくま学芸文庫) カウンセリングって受けたことないけど、この本読んでるだけでもカウンセリング効果あるんじゃないかと思った。

『人間について』 シモーヌ・ボーヴォワール/青柳瑞穂 訳(新潮文庫) 訳文が読みづらすぎて、きちんと意味が取れているかどうか甚だしく不安。ただ、この本は前々から持っていて、何度も開いては投げ出しをしていた理由は、この読みにくさに加えて、本文の…

『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』 石井好子(河出文庫) 食いしん坊には堪らんエッセイ。特に卵好きには。しかしここに書かれている通りのレシピは私にはバターが多すぎて無理ぽ。あとスペイン料理をdisったのはゆるさんー 『チェルノブイリの森 事…

溜めすぎた…。 『丸元淑生のクック・ブック 完全版』 丸元淑生(文藝春秋) 図書館拾い本。新巻と時鮭の違いが初めてわかった。 『スペインのBARがわかる本』 川口剛(バルク・カンパニー) スペインに旅行する前に読むつもりだったんだが今頃。バルおたくの…

卵をめぐる祖父の戦争

『卵をめぐる祖父の戦争』 ディヴィッド・ベニオフ/田口俊樹 訳(早川ポケットミステリ)(11/21) 最近ようやく、戦争を直接は知らない世代、近親者(それも祖父母世代)の体験談でしか知らない世代が、WW2を書き始めたように思う。近親者が体験しているか…

ムーミンママのお料理の本

『ムーミンママのお料理の本』 サミ・マリラ/トーベ・ヤンソン/渡部翠 訳(講談社) 昔は無人島に持っていくなら漢和辞典だと思っていたけど、最近は料理の本かもしれんと思い始めている。知力が衰えて本能に引っ張られてるんだな。しかし美味しい料理だけは…

マニエリスム芸術論

『マニエリスム芸術論』 若桑みどり(ちくま学芸文庫)

魔法の庭/シュガーな俺

『魔法の庭』 イタロ・カルヴィーノ/和田忠彦 訳(ちくま文庫) 『シュガーな俺』 平山瑞穂(新潮文庫)

『十字軍騎士団』 橋口倫介(講談社学術文庫)

おそうざいのヒント365日

ところで料理本スキーの私だが最近げっとして気に入ってるのがこれ。『おそうざいのヒント365日』(朝日新聞学芸部)。 図書館の処分本コーナーで拾ったまさに拾い物。これとても実用的。写真もなにもない字だけのレシピだけど簡潔でわかりやすい。材料も買…

中世ヨーロッパの歴史

『中世ヨーロッパの歴史』 堀越孝一(講談社学術文庫) 読み始めて、おおこれは、ローマ末期のあの混乱状態、ガリアがあってゲルマンが移動してきてノルマンが湧いて出てサクソンがどうしたえええぐしゃぐしゃでわかんねえwwwという時代のローマ直轄圏外…

北の十字軍

『北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大』 山内進(講談社学術文庫) 久しぶりにリアル書店をザッピングしていたら発見した。丸ごとドイツ騎士団の本。 「ヨーロッパ」というのは地理的な括りではなく、文化圏の括りである、というのには今更だが目から鱗。…

『百鬼夜行抄』18〜20 今市子(朝日ソノラマ) 『木村伊兵衛 昭和を写す 1戦前と戦後』 田沼武能編(ちくま文庫) 木村伊兵衛は母から貰った。

生き残った帝国ビサンティン/ARRIVAL

『生き残った帝国ビサンティン』 井上浩一(講談社文芸文庫) 大分駆け足ではあるものの、ビサンティン帝国一千年史をわかりやすく概括する良書。歴史書というより物語と解説書のようで、素人にも読みやすい。ただ、『ビサンツ皇妃列伝』とかぶる部分も多い…

バウドリーノ/ビザンツ皇妃列伝/休戦

『バウドリーノ』上・下 ウンベルト・エーコ/堤康徳 訳(岩波書店)(4/7) 『ビザンツ皇妃列伝』 井上浩一(白水社Ubooks)(4/17) 『休戦』 プリーモ・レーヴィ/竹山博英 訳(岩波文庫)(5/3)

侍女の物語/春にして君を離れ

『侍女の物語』 マーガレット・アトウッド/斉藤英治 訳(早川epi文庫) フェミニズム的ディストピア小説という評価のようですが、女性の抑圧という側面より、そういった状況が全て宗教の名の下に行われているという点が言い様もなく不気味だった。この世界で…

平成よっぱらい研究所

『平成よっぱらい研究所 完全版』 二ノ宮知子(祥伝社) Amazonの書影が違うのでうちで酔っ払いながら撮った写メを載せておきます。いやはや酔っ払いって楽しいね。いや私も、いっそのこと全部記憶が飛んでればどれほど気が楽かと何度となく思ったけどね。上…

プリーズ・ジーヴス 2

『プリーズ・ジーヴス 2』 勝田文/P.G.ウッドハウス/森たまき 訳(白泉社) 本年の初笑い。小説原作の漫画読んで小説以上に良かったことって今までないんだが、これは素晴らしい。本当に小説とは別次元で楽しい。素晴らしい。

旅行者の朝食

『旅行者の朝食』 米原万里(文春文庫) 食いしん坊が書く文章って本当に美味しそうでこちらまで腹が減ってくる。

CD IN

TIC, TOC, CHOCアーティスト: F. COUPERIN出版社/メーカー: HMF発売日: 2007/03/16メディア: CD購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (8件) を見る近現代ロシアンから古典とドイツロマン派にメンタルを刷新中。 これは今聴いてるクープラン作品集。…

『シューマンの指』 奥泉光(講談社)

CD IN

57 Minutos Con La Realidadアーティスト: Astor Piazzolla出版社/メーカー: Intuition Music発売日: 1996/03/05メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見るピアソラ晩年のアルバム。TLでお勧めいただいたが間違いなかった! やっぱりリズ…

『テルマエ・ロマエ 2』 ヤマザキマリ(エンターブレイン) ω炸裂しまくりだった。さいこう! さいこう!

海に帰る日/大転落

『海に帰る日』 ジョン・バンヴィル/村松潔 訳(新潮クレスト・ブックス) 美しい……が、地味。この一言に尽きる。バーチウッドを読んだ後だけに。ただバーチウッドは若書きの作品で、少々技巧に走りすぎたきらいはあるのかもしれない。本作はバーチウッドか…

ナポレオン、フーシェ、タレーラン

『ナポレオン、フーシェ、タレーラン 情念戦争1789-1815』 鹿島茂(講談社学術文庫) フランス革命期からナポレオン帝国、そしてその崩壊までのキーパーソン三人の動きと歴史を、情念(パッション)という側面から切り取った歴史読み物、かな。とにかく素人…

新ナポレオン奇譚

『新ナポレオン奇譚』 G.K.チェスタトン/高橋康也・成田久美子 訳(ちくま文庫)

ヴェネツィアの歴史

『ヴェネツィアの歴史 共和国の残照』 永井三明(刀水書房) カードを作りに行った隣区の図書館でたまたま見かけて借りてきて、もう1ページごとにハアハア言いながら読んでいた。萌えすぎて。あまりに萌えたので買いました。 それほど分厚くないにも関わらず…

絵で見る十字軍物語

『絵で見る十字軍物語』 塩野七生/ギュスターヴ・ドレ 絵(新潮社) ドレの版画に七生がちょろちょろ文つけただけで2000円超四冊配本かよ商売上手えなコンチクショー! とTLで大評判(笑)だったこの本ですが、ええゲイツされましたとも。こういう神経症的…

Vespers (Hybr)アーティスト: Rachmaninoff,Epcc,Hillier出版社/メーカー: Harmonia Mundi Fr.発売日: 2008/08/12メディア: CDこの商品を含むブログを見るPreludes Op 3 No 2 / Op 23 Nos 1-10 / Op 32アーティスト: Sergey Rachmaninov,Steven Osborne出版…