萩原朔太郎は昔図書館で読んだのに、本屋で見かけたら欲しくなった。



かつて詩集「月に吼える」の序に書いた通り、詩は私にとつての神秘でも信仰でもない。また況や「生命がけの仕事」であつたり、「神聖なる精進の道」でもない。詩はただ私への「悲しき慰安」にすぎない。
生活の沼地に鳴く青鷺の声であり、月夜の葦に暗くささやく風の音である。
(『青猫』序)


適当に開いたらこれだ。撃沈。