2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ウィーンの森バーデン劇場『ドン・ジョバンニ』

ウィーンの森バーデン劇場『ドン・ジョバンニ』を観て来た。川崎ミューザ。(9/26) ドン・ジョバンニは通して観るの初めて。演出はオーソドックス、テンポ感はかなりオフビート(音楽のテンポはゆっくりめ、場面転換は結構ガタゴト音がして時間が掛かる)、…

路上の人

『路上の人』 堀田善衛(新潮文庫) 面白かった。ほんの少しミステリのノリがある。けど、私のような無学者が読んでても「これは史実としては???」という箇所がちらほらあったので(あの時代にイングランド人がキルトでベーコンエッグか? とか、子供を人…

外人術/物語 ドイツの歴史/ヒューマン・ファクター/面白南極料理人

旅行中に読んでいた本。 読む本が切れては買いを繰り返しているうちに旅行中に三冊も買って読み終えてた。うちにある積読、全部スーツケースに詰めて旅行に出れば、全部読み切れるんじゃないかと思う。 『面白南極料理人』 西村淳(新潮文庫) 映画は観に行…

Grande Fontaine izumi.大泉葡萄酒株式会社。辛口。チーズはアメリカ産。林檎とチーズが合うっていうのはmさんに教えて貰いました。合う。

朝一番で砂丘へGO!鳥取砂丘。 とてもじゃないけど靴履いた状態では歩けないので、靴も靴下も脱いで裸足でずぼずぼと歩く。最初のうちは暖かいなくらいで気持ち良いんだけど、ちょうど砂丘の日の当たる側を登っていると、もう砂が熱くてたまらなくて、立って…

大学同期の結婚披露パーティーに出席。他にも何人かおめでたい話を聞く。どうやら第二次結婚ラッシュのよう。 翌日は関西方面のお友達に遊んでもらいました。昼から居続けで飲み&お喋りという、このメンバーでしかあり得ないチョイスが嬉しい。ありがとうご…

実家地方から車で大坂へ。渋滞はしてたけど、連休2日目だったせいか一応流れてはいた。途中三井寺に寄る。大阪で家族会合の後、予定の空いた中日に京都へ。陶板名画の庭。 京都府立植物園。温室が素晴らしかった。 下鴨神社。ずっと前に貰ったお守りを返しに…

連休中の移動記録。まず新幹線で実家地方へ、実家地方から車で岐阜へ。木曽川川下り。 犬山城。

ブラン・マントー通りの謎

『ブラン・マントー通りの謎』 ジャン=フランソワ・パロ/吉田恒雄 訳(ランダムハウス講談社) まったく退屈だった。三分の一くらいまで読んで、あとはもう真犯人の答え合わせのためだけに惰性で読んでた感じ。どうしてここまで乗れないのか自分でも不思議…

ドイツ名物、プレッツェル。ドイツパンの中じゃこれが一番好きです。今日、デパ地下のフェアで見つけて迷わず買いました。Becker's Delightってお店の出張店舗。 ドイツのプレッツェルは、アメリカの堅いビスケット状のものと違い、独特のもちもち感がある、…

ロイヤル・オペラハウス版『兵士の物語』を観てきた。新国立劇場中劇場。(9/15) ダンサーが踊って台詞も回すという、バレエ劇とでもいう形式。おかげで演劇に近いテンポ感で見られる。アダム・クーパーを観たのは初めてなんですが、振り付けのせいなのか舞台…

結婚帝国 女の岐れ道

『結婚帝国 女の岐れ道』 上野千鶴子・信田さよ子(講談社) これ読んでて癒されるっていうのは、相当末期だなと。 上野さんが、理論は都合よく使うためのもので、そのために理論を作るのだと言い切っているのが天晴れです。

というわけで、さっそくやってみたのが写真のコレ。ラ・マンチャ地方の野菜のトマト煮。我が家では今後、ラ・マンチャ煮と勝手な命名で呼ばれることに決定しました。南瓜が入ったラタトゥイユって感じ。 配合:玉葱中1個、トマト大3個、茄子中3個、ピーマン1…

『スペインの熱い食卓』 おおつきちひろ(文化出版局) ついにこんなものを。病膏肓に入ったと申すべきですかね。レシピ見るとやはり油が多いのだが、自炊だとそこが自分で調整できるのがいいとこですね。トマトとオリーブとパセリが入るとスペインっぽい。…

映画に触発されて家にあるブラームスのピアコン1番、聴き直してみました。うちにあるのは、前にここで紹介したこれ。 ちょうど2枚組の1枚目にブラームスのピアコン1番とシューマンのピアコンが入ってます。 ブラームスのピアコン1番、改めて聴くとしみじみい…

クララ・シューマン 愛の協奏曲

『クララ・シューマン 愛の協奏曲』を観てきた。渋谷Bunkamuraル・シネマ。(9/12) そうだ、私はシューマンヲタなのであった。と思い出しました。余所見多いもんで駄目です。 監督はブラームスの末裔にあたる女性。大筋は史実に忠実に作りながらも、人物像は…

思い立って冷凍庫お掃除週間。とりあえず目についた烏賊の一夜干。フライパンで炙った。七味とカボスを絞って。ウマー。

沖縄戦 強制された「集団自決」/不許可写真

『沖縄戦 強制された「集団自決」』 林博史(吉川弘文館) 知らないより知ったほうがいいに決まっているけど、読んでてへこみます。起きた事実もさることながら、こういう本が書かれないとなかったことにされちゃうってのが。「お上」たる日本軍が「いざとい…

喪失記

『喪失記』 姫野カオルコ(角川文庫) これは感想を書きにくい本です。というのは、これに共感できるかどうかで、『ダメ女』度合いが如実にわかるからだ。私はご想像に違わず大いに共感し、よって立派な『ダメ女』なのだった。『ドールハウス』もシリアスな…

キャベツ納豆焼き。レシピはこちらから。 http://zazamaru.exblog.jp/4252005/ キャベツを入れすぎて引っ繰り返すのに難儀した。ていうか崩れました。でも美味かった。ビールを冷やしてなかったのが痛恨であった。

ルネサンス 料理の饗宴

『ルネサンス 料理の饗宴 ダ・ヴィンチの厨房から』 デイヴ・デ・ウィット/須川綾子・富岡由美 訳(原書房) イタリア――という国はまだなかったからイタリア半島というべきか――が世界史上最も輝いていた時期は、間違いなくルネサンス期だろう。欧州の大部分…

シチリア風カポナータ。すごく美味しいので、元レシピから改変したところも含めて記録しておこう。元レシピは今読んでるこの本から。 材料 6〜8人分→全体に約半量に 茄子 680g 皮を剥かずに2センチ賽の目切り(6〜7本分と思われるけど、大3本で) オリーブオ…

ブロデックの報告書

『ブロデックの報告書』 フィリップ・クローデル/高橋啓 訳(みすず書房) フランスの高校生が選ぶ『高校生ゴングール賞』の2007年度の受賞作。この重量級を選ぶとはなんてハイブロウ。 真実は書いたとしても焼かれる。だから人の記憶の中だけに生き続ける。

Chateau Sainte-Marie 2004 Bordeaux Superieur. 赤ワイン苦手意識あったけど、意外といけるんじゃないの私。鶏レバーと玉葱の甘辛煮と、トマトとキャベツのサラダと一緒に。鶏レバーと玉葱の甘辛煮覚書き。鶏レバー200g、玉葱小1個(くし形切り)、生姜1か…

受難

『受難』 姫野カオルコ(文春文庫) げらげら笑い通しながら読んだ。で、おかしうてやがてかなしき。 いや、エンディング的にはめでたしめでたしなんだけどな。なんでかなしいのだろうか。 文庫版解説が米原万里なのも儲けものであった。米原さんも書いてい…