2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

あ、酔っ払って放置している間にコメントが……。 キリンのTHE GOLD、ちょい薄味な気がしますが、まあまあ美味しいです。 なんか携帯カメラが高機能すぎてユーザが明るさとか逆光とか照り返しとか手振れとか何も考える必要がないのがちょっと悲しい。

妖魅変成夜話 4

『妖魅変成夜話 4』 岡野玲子(平凡社) いやーなんか凄い愉快なことになってきた。天帝に西王母に王夫人、上元夫人に銭塘公に牽牛織女、麒麟に龍は勿論、羽人や畢方なんていうマイナーどころまで勢揃いで、中国神話オタクとしては楽しくて仕方ありません。…

記憶の書

『記憶の書』 ジェフリー・フォード/貞奴・金原瑞人・谷垣暁美 訳(国書刊行会) 麻薬中毒者による麻薬中毒者の脳内でのめくるめくアドベンチャー。しかし展開には何だかエンデの『はてしない物語』を連想させられた。記憶の島が崩壊する様子はまるでファン…

猿でもできるケータイ

バッテリーが限界だった携帯を機種変更した。ボディが若干でかくて重いわりにファンクションボタンが小さいとかOSのデザインがちゃちいとか不満もありつつ、文字変換が優秀なのは嬉しい。あとカメラ機能がオーバースペックなくらい優秀だ。AF機能までついて…

統一地方選挙

の投票のご案内が来た。近々引越すのは都内だが移動は選挙のすぐ後になるので、発つ鳥投票だけして跡を濁して去ることになる。むしろ東京都の選挙のほうが我が身への関係は大きいのだが、知事立候補者のリストを見ているだけでうんざりというかげんなりとい…

昼休みにサザンテラスを散歩していたら、やたらとピザっぽい大きな紙の平箱を提げている人が目に付いた。ここらへんにピザ屋さんなんてあったっけか……と思いきや、よくよく見たら最近出来た常に長蛇の列が歩道橋の上まではみ出しているナントカ言うドーナツ…

箱詰め労働中の一服と称して昼酒。なんか人間として駄目になってきた気がするが、ここのところ外飲みは皆無、家でも週一でビール1本飲むかどうかという私にはあるまじき健全生活なのでこれくらいのガス抜きは許されたい。昨日やってきた引越屋さんには最初ダ…

『壷中の天国』 倉知淳(角川文庫) 『廃墟大全』 谷川浩 編(中公文庫) 『女帝と詩人』 北山茂夫(岩波現代文庫) 『倉橋由美子の怪奇掌篇』 倉橋由美子(新潮文庫) 『日本冒険 第一巻』 梅原猛(角川文庫) 『小川未明童話集』 小川未明(新潮文庫)

開かずのダンボール

を整理したので、こんなに文庫本が放出されているわけです。

『人格障害かもしれない』 磯部潮(光文社新書) 『未来世界から来た男』 フレドリック・ブラウン/小西宏 訳(創元SF文庫) 『アイルランド 歴史と風土』 オフェイロン/橋本槙矩 訳(岩波文庫) 『水曜日は狐の書評』 狐(ちくま文庫) 『龍の話』 林巳奈夫…

焼け石に水

引越の見積もりが来るというのに空き巣に入られた後のような我が家。粗大ゴミまで一匹寝ている始末だ。気持ちばかり片付けているけど、本当に気持ちだけだ。そして外界との関係において、かたちとして伝わらない気持ちなんかにさして意味はなかったりもする。

Budejuvicky Budvar. チェコのラガー。某スーパードライを少し美味しくした感じ。

Tea

Mariage Freres:MARCO POLO(75g) →消費中 今村芳翠園:茎茶かりがね(100g)<コンプリート> 松鶴園:六万石(193g、未開封) 華茶:メイクイ花茶(10g) →消費中 Lavazza:Qualita Oro(250g) →消費中 台湾産:杉林渓(300g、未開封) 台湾産:梨山茶(300g、未開…

風の文庫談義

『風の文庫談義』 百目鬼恭三郎(文藝春秋) 著者の厳しい文学批評が大変な博識に裏付けられて無類に的確なのはわかるんですが、妙に高みから見下されるような不快感を覚える瞬間があるのは無学者の僻みでしょうか。

パフュームを観てきた。鮮烈な赤毛やナイトローブの東洋的な青など、ヨーロッパ映画には珍しいような画面の色の鮮やかさにどうも見覚えがあるなあと思っていたら、『ラン・ローラ・ラン』の監督だった。英語だったのが意外。(なんとなく全編フランス語なイ…

壜の中の手記

『壜の中の手記』 ジェラルド・カーシュ/西崎憲 他訳(角川文庫) 幻想小説は好きなほうなんだが、これにはどうもあんまり感銘を受けない。表題作は、ぱっと見たときには夢野久作の『瓶詰地獄』を連想して、読後には宮沢賢治の某料理店の童話を連想した。ネ…

つかのまの

休息。やっとこさ同居人が出かけた。とは言え私もあと30分ほどで出かけるから、たかだか1時間ほどの自由時間なわけだけど、これがなかったらちょっと精神的に死に掛けてた。 朝起きると人がいて、家に帰ると人がいて、洗面台や風呂を使おうとすると人がいる…

シャルビューク夫人の肖像

『シャルビューク夫人の肖像』 ジェフリー・フォード/田中一江(ランダムハウス講談社) 幻想ホラー仕立てと思わせて、実は結構緻密に作られたミステリだった。『白い果実』よりは格段に読みやすくて引きも強いと思うけど(サスペンスとしてもノンストップで…

境界例

『境界例』 河合隼雄・成田善弘 編(日本評論社) 短い論文・レポート集で、理論書としても事例集としても物足りない。もうお勉強はここらへんでいいかな。要するに自他の区別が曖昧で我慢の閾値が極端に低い人たちのことだとわかった。そうなってしまったこ…

アーサー・ミラー全集1

『アーサー・ミラー全集1』 倉橋健 訳(早川書房) 『みんな我が子』と『セールスマンの死』が入っている。職場の同僚の劇団が『セールスマンの死』をやるというので読んでみたけど、これものすごく身につまされる。これは親の世代になってから読んだほうが…

キリン、チルドビールのGrand Ale.やはりこのシリーズは美味い。写真も写真に写っている内容もどうにも小汚いな……。

大蟻食先生の『ミノタウロス』と『雲雀』文庫版が5月に出るそうな! http://tamanoir.air-nifty.com/jours/2007/03/2007314.html 嬉しい嬉しい。文庫版は解説のためだけに間違いなく買うだろうな。それにしてもストーカーですか私は。

大山

にハイキングに行ってきた。秦野からバスでヤビツ峠まで上り、そこから大山山頂を経て阿夫利神社下社まで。なかなかの好天で気持ちよかったのですが、登りより下りがきつくて膝が笑いっぱなし。写真は帰りの沿道で見つけたみつまたの花。下社ふもとの蕎麦屋…

Tea

Mariage Freres:MARCO POLO(75g) →消費中 今村芳翠園:茎茶かりがね(100g) →消費中 松鶴園:六万石(193g、未開封) 華茶:メイクイ花茶(10g) →消費中 Lavazza:Qualita Oro(250g) →消費中 台湾産:杉林渓(300g、未開封) 台湾産:梨山茶(300g、未開封) Lelu…

待賢門院璋子の生涯

『待賢門院璋子の生涯』 角田文衛(朝日新聞社) 不倫あり近親相姦あり寵愛と嗣子を巡る陰謀ありの一大スペクタクルロマンでございました。愛ルケを映画化するくらいならこれを映画化したほうがずっと面白いんじゃないかと思うけど、まあ実現しないでしょう…

ハッピー・フィートを観てきた。心底能天気な映画かと思っていたら、動物園やジャーナリズムの功罪ってのを多少考えさせるお話になっていた。それはともかく、何せ動きが素晴らしい。ディズニーなどの米国製アニメにありがちな大袈裟で芝居がかった所作は皆…

『Telling Evrybody』 HUMAN NATURE(EPIC/SONY RECORDS) 『Soul Alone』 Daryl Hall(EPIC/SONY RECORDS)

『初版 金枝篇 上・下』 J.G.フレイザー/吉川信 訳(ちくま学芸文庫) 『表象の帝国』 ロラン・バルト/宗左近 訳(ちくま学芸文庫) 『ピアニストを笑え』 山下洋輔(新潮文庫)

人格障害かもしれない、境界例の治療ポイント

『人格障害かもしれない』 磯部潮(光文社新書) 『境界例の治療ポイント』 平井孝男(創元社) 『17歳のカルテ』が境界性人格障害者の映画だったとは不勉強にして知らなんだ。手っ取り早くお勉強の本。

大地の咆哮

『大地の咆哮』 杉本信行(PHP) 冒頭の岡本行夫の解説は単なる推薦文でとても気持ち悪い論調だが、内容はとても客観的、現実的で非常に面白かった。どんなにトンデモだろうが隣人である以上、自衛のためにも友好関係を築いておくべきだという意見には全くも…