2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『帝国オーケストラ』を観てきた。渋谷ユーロスペース。 西洋における音楽は美しく人の心の支えそのものである反面、業が深く陰惨な貌をも持つのだなと改めて思った。否応なくナチの宣伝政策に利用されたベルリン・フィルとフルトヴェングラー然り、スターリ…

飢餓と戦争の戦国を行く

『飢餓と戦争の戦国を行く』 藤木久志(朝日選書)

『百鬼夜行抄 17』 今市子(朝日新聞出版) 『蟲師 10』 漆原友紀(講談社) 『不思議な少年 7』 山下和美(講談社) 『落第忍者乱太郎 44』 尼子騒兵衛(朝日新聞出版) 『もう1軒、おつまみ横丁』 瀬尾幸子(池田書店) 追っ掛け漫画をAmazonでまとめ買い…

またの名をグレイス 上

『またの名をグレイス 上』 マーガレット・アトウッド/佐藤アヤ子 訳(岩波書店) 感想は下巻を読んでから。(でも図書館にはえらい予約待ち入ってたな…)

『バンク・ジョブ』を観てきた。渋谷シネマライズ。 強盗犯の主人公がMI-5に自分たちを訴追しないという約束を取り付けるときに、そのお墨付きが首相の名では信用できないと言い、「そのもっと上」、つまり王族の言質を求めるところがイギリスだなあと思った…

tea

Lupicia:白桃烏龍 極品(30g) 伊藤園:ハーブほうじ(30g) 清香園:藁かけ茶 新茶(100g) UCC:ローマ(100g) →消費中 Lavazza: Espresso(250g)→消費中 常陸屋本舗:麦茶(520g、ティーバッグ) →消費中 紀ノ国屋:ヌワラエリヤB.O.P.(226g、未開封) 松鶴園:山…

しみずの舞、純米吟醸。少しひねちゃったけど、しっかり味があって美味しい酒だ。後日談。ていうか翌日なんだけど、見事に寝坊して遅刻した。コップ酒一杯程度だったのに。疲れ気味だったとは言え情けなさ杉。

カトリーナが洗い流せなかった貧困のアメリカ

『カトリーナが洗い流せなかった貧困のアメリカ』 マイケル・エリック・ダイソン/藤永康政 訳(Pヴァイン・ブックス) 貧困に身を削られ苦しむ者が存在するのは、ある面では、公共政策によって社会的に選択されたためである。貧困者の数や貧困期間の長さを決…

サッポロ・ラガー。うまス。 しかし水炊きのほうは大失敗。40分下茹でした鶏はほろほろで美味しかったけれども、鶏に一緒についてきた出汁がとんでもなく不味かった。鶏の茹で汁に十分出汁が出ていたので、このままポン酢でもいいかなと思ったのだが、せっか…

今年の梅酒を味見。うん、去年のより段違いに美味しいな。梅の実張り込んだ甲斐があった。

今年も温海蕪の酢漬けを仕込んだのでメモ。解禁日は一週間後。添付のレシピ通り、蕪1kgに酢120g、砂糖120g、塩20g。去年の。 http://d.hatena.ne.jp/tatsumidou/20071112

最近残業続きでろくに自炊ができず、特に晩御飯が有耶無耶になる傾向にあり、手っ取り早く果物で食い繋ぐ日々(林檎、キウイ、柿、蜜柑とたんまり買い込んである)ですが、昨日また晩御飯を食べそびれたので、帰りに最寄り駅近くのラーメン屋に寄ってみた。…

宿屋めぐり

『宿屋めぐり』 町田康(講談社) 町田康すげえぇぇぇ! 大傑作だ。ダンテの神曲ってこんなんなんじゃなかろうか。(読んでないけど)そういやこの人、芥川賞取ってたんですよね。最近どうもこの賞、価値の下落が著しくて。

『宿屋めぐり』 町田康

俺には俺の人生があるのだ。それはけっこう駄目な人生だが。 (講談社版、P92)鋤名彦名とぐるぐるしている。こっちもけっこう駄目な人生だ。

ベルリン終戦日記

『ベルリン終戦日記―ある女性の記録』 山本浩司 訳(白水社) 「国家」とか「男」とかいうものがいかにあてにならないかがよくわかる記録だった。

『サルでもできる料理教室』 清水ちなみ&OL委員会(幻冬社文庫) 昔からOL委員会大好きなんですけど、これは結構重宝してます。はっきり言って邪道料理ばかりですけど、本当に崩れ落ちるほど腹がへって夜遅くに家に辿りついたときに、逸る腹を宥めつつ「も…

湯浅醤油の煮つけ醤油(淡口)。熊野に行ったときに寄った紀伊田辺でげっと。美味しい醤油だ。 実は薄口醤油を自分で買うのは初めてだったりする。関西にいた頃はろくに自炊してなかったし、こっちに来てからは普通のスーパーには売ってないし。