2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の座礁本

『マクナマラ回顧録』 ロバート・マクナマラ/仲晃 訳(共同通信社) ですます体の壁が…。半分くらいまで行ったんだけどな。どうにも読んでて面白くない。まあ済し崩し泥沼戦争への道筋を書いた回顧録なんて面白いわけないだろうけど。一般的には率直な反省と…

ドン・ジョヴァンニ

『ドン・ジョヴァンニ』を観て来た。川崎アートシアター。(6/20) 歴史物としては考証や映像がちょっとアレだが、コスプレものとしては無類に楽しい。むしろコスチュームの効果を優先して時代考証の正確さを必ずしも追求していないあたり、舞台作品(まさにオ…

母の発達

『母の発達』 笙野頼子(河出書房新社)(6/20) とても素直な声で母は言った。 ――生きたのがええ、お母さんごっこにはまってる馬鹿がええわ。 (p68) 注―三重県人が大声を上げるのは人間を止める時だ。 私の胸は使命感に溢れていた。母が育ててくれた恩を返す…

『一人の男が飛行機から飛び降りる』 バリー・ユアグロー/柴田元幸 訳(新潮文庫) 『暗黒のメルヘン』 澁澤龍彦(河出文庫) 『マシアス・ギリの失脚』 池澤夏樹(新潮文庫) 『転落・追放と王国』 カミュ/大久保敏彦・窪田啓作 訳(新潮文庫) 『異邦人』 …

OUT

都響、東京フィルの定期パンフレットをまとめて捨てる。数が多すぎて記録は省略。

本日の座礁本

『古書の来歴』 ジェラルディン・ブルックス/森嶋マリ 訳(武田ランダムハウスジャパン) 伝奇小説にしてもあまりにも風情がない。訳文も、訳文から伺い知れる原文も。

スウェーデン放送響&ダニエル・ハーディング。東京オペラシティ。(6/15) モーツァルト交響曲40番とレクイエム。オケと合唱団は滅法上手く音も素晴らしかったけど、曲の解釈がいろいろ良くなかった。ということは指揮者の問題だ。全体に音の処理が荒く、ゆっ…

ピーマンとパセリのペペロンチーノ。白ワインはストックを切らし、ビールを冷やし忘れるという失策ぶりだが、明日の打ち上げで美味しく酒を飲むための布石だと思うことにする。 生協でパセリを買ってみたけど、案外持て余すわあ。ポテトサラダに大量に突っ込…

食後に何となく飲み始めた。吉乃川の純米。久々に飲む日本酒って甘いな。

ポンペイ展

午後半休を取って行って来ました。平日なのに結構な人出だった。まあ観るのに苦労するほどではなかったけど。それにしても最近の展覧会はスケッチやメモは徹底的に嫌がられるのね。今回もシャーペンでメモ取ってたら注意された。先端があるものが拙いの? で…

『ハルシオン・ランチ 1』 沙村広明 いきなり放出。ギャグのセンスと絵がどうしても肌に合わない。

『聖☆おにいさん 5』 中村光(講談社) 『ヘタリア 3』 日丸屋秀和(幻冬舎コミックス) 『ハルシオン・ランチ 1』 沙村広明

「死の舞踏」への旅

『「死の舞踏」への旅 踊る骸骨たちをたずねて』 小池寿子(中央公論新社) ヨーロッパ各地の教会壁画等に残る、骸骨と人間が隊列を組んで踊るというか練り歩く「死の舞踏」を追った、研究書というより紀行文のような感じ。ハーメルンの笛吹きもこれの一変形…

オーケストラ!

『オーケストラ!』を観て来た。ル・シネマ。(6/3) ご都合が各所で炸裂していたが楽しい映画だった。ライブの良さってあれだよね。最初にどんなスゴイ音出したとしても、最後が良ければ全てよし、っていう。旧ソ連陣の描写はソヴィエトギャグ百連発みたいで…

サッポロ、ファイブスター。