2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『ゑひもせず 杉浦日向子作品集』 杉浦日向子(双葉社) 『風流江戸雀』 杉浦日向子(小池書院) 『不思議な少年 6』 山下和美(講談社) 『蟲師 9』 漆原友紀(講談社) 『消え去りしもの』 岡野玲子(メディアファクトリー) 『ディアーヌ・ド・ロゼの陰…

紫蘇冷奴と若布、なめこと韮の味噌汁。 気仙沼の若布を沢山貰った。というわけで、本日のメインは若布。水で戻しただけのをぽん酢でいただきます。きれいな深緑色、歯ごたえしっかりで美味い。しばらくは若布三昧です。

ラナーク

『ラナーク 四巻からなる伝記』 アラスター・グレイ/森慎一郎 訳(国書刊行会) わたしがそこから得た教訓はこういうものだ。つまり、叙事詩というジャンルは韻文にかぎらず散文でも書けるし、その中であらゆるジャンルを組み合わせることができる―――ありふ…

豚キムチにジンクスはあるのか

『豚キムチにジンクスはあるのか』 絲山秋子(マガジンハウス) 最初に申し上げておきたいのは、一人者料理の限界です。一人分で、身体によくて太らなくて、安上がりで材料使い切りができて、しかもおいしくて、なんてものがそうそうできるわけがありません…

帰りに軽くパンを食べたらもう家で何も食べる気にならなかった。胃腸の調子鈍ってるなあ。 今週を生き延びるためにとりあえず似非筑前煮を大量生産。そのために今日はみりんと醤油を担いで帰ってきた。バックパックに無理やり突っ込んで徒歩30分。重い。何か…

メディア・バイアス

『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』 松永和紀(光文社文庫) 本書の唱える科学報道を見破る十カ条。 懐疑主義を貫き、多様な情報を収集して自分自身で判断する 「○○を食べれば……」というような単純な情報は排除する 「危険」「効く」など極…

ひざびさに常識的な時間に家めし。しめ鯖に生姜醤油、焼き葱に山椒醤油、紫蘇おろし蕎麦。しめ鯖美味いなあ。紫蘇に山椒に生姜と香りだけで幸せだ。朝御飯に食べたじゃが味噌も美味かった。貪り食ったので写真はありません。レシピはこちらを拝借。 http://z…

私の男

『私の男』 桜庭一樹(文藝春秋) 図書館で長蛇の列を覚悟していたところ、職場の方に貸していただきました。実は桜庭作品は初めて。 右を見ても左を見ても絶賛の嵐のようですが、私は正直あんまり感心しなかった。インセストタブーを正面から描いたところが…

山形土産のくぢら餅。ういろうと同系統の食感だけど、ういろうよりかなりみっしりしている。ちょっと硬くなってしまったので、オーブントースターで炙ってみたらすんごく美味い。けどすんごく粘る。きりたんぽと言い、ゆべしと言い、東北の餅系食品ってどう…

とりあえず朝は病人食にしてみた。押麦と葱とぺそら漬けのお粥。麦粥って、ひょっとしてこれってオートミールってやつか? と思ったらオートミールはその名の通りオート麦(燕麦)のお粥なんですね。日本の押麦は概ね大麦みたい。夕方頃から咽喉の痛みが引い…

備蓄食料作り溜め。五目ひじき(いりこ、ひじき、人参、大豆水煮、出汁がら昆布で無理やり五目)。咽喉が痛いせいか味がよくわからないや。帰り道に晩御飯代わりに買って帰ったお気に入りだったベーグル屋さんのベーグル、妙に美味しくなく感じたのは体調不…

バベットの晩餐会

『バベットの晩餐会』 イサク・ディーネセン/桝田啓介 訳(ちくま文庫) イサク・ディーネセンはアイザック・ディネーセンで、カーレン又はカレン・ブリクセンの英語圏でのペンネーム。どうも日本では音訳が定まっていないらしい。 前に運命綺譚を読んだとき…

アフリカの日々

『アフリカの日々』 アイザック・ディネーセン/横山貞子 訳(晶文社) アイザック・ディネーセンがカレン・ブリクセンでブリクセン男爵夫人だったとは知りませんでした。デンマークのブルジョワの名家に生まれ、貴族と結婚して男爵夫人となり、ケニアに渡っ…

月山ビール賞味。これすごく好みの味だ。ピルスナーなのですっきりめ、あっさりして和食によく合う味だと思う。よなよな、高山に続く地ビールお気に入りに。つまみは焼き空豆。

というわけで、山形の戦利品。上喜元の梅酒、桜川の純米吟醸、自然薯蕎麦、板麩、庄内巻麩、蔵王クリームスプレッド・ブルーベリー、だだちゃ豆せんべい、うち豆、くぢら餅、ラフランスクッキー。 あと、写真に撮り損ねましたが、ぺそら漬けというのを買いま…

仕事をサボ休んで山形蔵王にスキーに行き、昨日の夜帰ってきました。筋肉痛で肩バリバリ(何故肩?……かは別途書…けるといいな)。蔵王は雪質が素晴らしい。今まで本州で行ったスキー場の中で最高です。 帰りの車中で山形限定販売のさくらんぼ酒。地ビールも…

銀杏御飯、水菜と厚揚げの炊き合わせ、焼き葱に山椒醤油。 銀杏は去年買ったやつがとうとうなくなってしまった。炊き合わせにみそたまりを使ってみたけど、ちょっと味噌風味な白出汁みたいですごくおいしい。焼き葱はいつも胡椒とナンプラのところ、趣向を変…

朝御飯はとんぶり納豆。とんぶりはそのままでは何の味もしなくて美味しくないけど、納豆に混ぜた途端ぷちぷちした食感が堪らんです。 晩御飯は前に作ったカチャトーラの残りをカレーに変換。ほとんどトマト味で超甘口だけど、こういうのも好き。あとは水菜の…

近所の梅干し屋さんで見つけたうめとまジャム。珍しいので買ってみた。 精進筑前煮を作ろうかな……と思うときは、どうも胃腸の調子が悪いときだ。肉っ気油っ気なし、野菜の乱切りを水から(出汁パックは投入)煮て酒みりん醤油で味つけるだけ。今日は人参、牛…

『虎よ、虎よ!』 アルフレッド・ベスター/中田耕治 訳(ハヤカワ文庫) 『漱石日記』 平岡敏夫 編(岩波文庫) 祝トラトラ再刊。この調子でコンピュータ・コネクションも再刊してくれると嬉しいなあ。