2004-08-08 本日のお見送り CD ストコフスキーの『Rhapsodies』。いやこれは凄いですよ。一曲目のリストのハンガリー狂詩曲第二番、冒頭のトゥッティ、地の底から湧きあがるような低音には、胃の腑をじかに弦で擦られるような体感迫力があります。まさに直下型低音。でもですね、あのフレーズの伸ばしはやりすぎです。あれはもはやルバートって言いません。あそこまでやるとギャグですよ。さすがストコフキー。どこかで何かやってくれてます。スラップスティックな無声映画のBGMに使いたい感じ。