Seven American Nights

アメリカの七夜』 ジーン・ウルフ/浅倉久志 訳(SFマガジン10月号)読了。
ケルベロスよりこっちのほうがわかりにくい。ぐっと凝縮された感じ。この小説を解読する手がかりは、「嗅覚」だと思います。「視覚」と「言語」は全く当てにならない。そもそも問題の手記が本人によって、また一人の人間によって書かれたかどうかだって怪しいものだ。「筆跡」も当てにならない。これだけ書くと、かなりのヒントかな。
ああもう、ネタバレ論文書きたくて仕方ない。

はてなジーン・ウルフ研究サイト発見! 濃厚です。感激です。
http://d.hatena.ne.jp/abaia/