……うーん、見事に1冊も読んでない。そもそも『黄金旅風』以外、書名すら知らないのばかりだ。

で、SFベスト10。『象られた力』が2位に入っているのは素直に嬉しい。『犬は勘定に入れません』が3位に入っていて、まだ読んでないけど期待できそう。ただ。ただ……。『ケルベロス第五の首』が6位とはどーゆーことだ。私的には前後5年くらい向かうところ敵なし、ぶっちぎり堂々の1位であってしかるべき作品だと思うんですが。これについた評がまた酷い。”30年前の作品が、これほど騒がれるとは思わなかった。つまり、この物語は、要するに、何を語っているのか。それを読み取ることが難かしい。でも、何だか、わかるような気もするし。というところか。”…っておいおい鏡明! そのコメントじゃ、「何だかよくわからないけど、やたらに騒がれたんで6位に入れとくか」ってふうに聞こえるぞ! それでも貴様プロの評論家かァッ!

ミステリベスト10とエンタメベスト10は例によってかすりもせず。あまりにさみしかったので、古今東西自分的殿堂入りリストでも作ろうかと思いました。すん。