たそがれに還る (ハルキ文庫)

  • 『たそがれに還る』 光瀬龍(ハルキ文庫)

光瀬龍は、理学部→文学部哲学科な人だそうで、典型的な理系哲人系ロマンチストですね。経歴を知ってあの作風、なるほどと思いました。どうも私の好きな作家って文転した理系人間が多いな。例えば北杜夫安部公房、レム、チャペック。最近の人なら殊能将之とか麻耶雄嵩もそうだな。

しかーし、バリバリ文系人間な私は『第4章 星そして星々』の薀蓄は大いに飛ばし読み。

光瀬龍資料ページ発見。
http://with.k.kyoto-u.ac.jp/jun/others/mitsuse.html

ここのページ↓に光瀬龍を「絶対零度の宇宙」と評したコメントがあったのですが、蓋し名言。
http://www.blk.mmtr.or.jp/~nabesan/meimonku/monku.htm