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- 『書を捨てよ、町へ出よう』 寺山修司(角川文庫)
- 『ゼンダ城の虜』 アンソニー・ホープ/井上勇 訳(創元推理文庫)
- 『リトル・フォレスト 1・2』 五十嵐大介(講談社)
- 『蟲師 7』 漆原友紀(講談社)
漫画以外は新大久保の古本屋で。yさんも書いていたけど、図書館と古本屋がないと生きていけません。「図書館で借りずに買って読め」なんて言う作家は信用しないね。真っ当な作家なら、むしろ全国の図書館に頭を下げて自分の著書をすべからく置いてもらうようにするんじゃないですか。一過性のブームで馬鹿売れして一瞬で忘れ去られることより、自分の作品が将来長く記憶され、アクセスされ、読み続けられることのほうに価値を置くもんじゃないの?