おくりびと』を観てきた。(10/18)
つくづく上手いなあと思った。「泣かせる」勘所の押さえ方がだ。そのおかげであちこち粗っぽくご都合主義なところがあって、その最たるものが主人公の妻・みかの造形だ。納棺師を「汚らわしい」とまで言って出ていったのに、妊娠したらしれっと帰ってくるって、しかもそれを夫が大喜びで受け入れるって、あり? 広末も大根だったしな…。
とりあえず、感想これしか浮かばない。現実の葬式を何度も経験した身にはあまりに安易に美化されちゃってて何だかな、という感じでした。