2009-08-17 ボタニカル・ライフ book read 『ボタニカル・ライフ』 いとうせいこう(新潮文庫) いとうさんは私のようななんちゃってベランダーが爪の垢でも煎じて飲むべき真性硬派ベランダーなのであった。その都会派にしてワイルドでハードボイルドな叱咤には小作人魂が奮い立つ。こちとら蕗も青紫蘇も赤紫蘇も韮も自生していたようなど田舎で育っているのだ。食えてなんぼという意地汚さは筋金入りである。というわけで、来年はイタリアンパセリとルッコラやるよ。いとうさんよりさらにズボラな私は一年草で勝負だ。