ケルベロス』はAmazonのサイトに出ていた写真と表紙が違うぞ。サイトに載ってたほうが良かったなあ。

『ゲイ短編小説集』は面白そうなのだけ拾い読みしてます。それにしてもイギリス人作家ばっかりだな。解説(から読み始めている邪道な読者…)の ”つまりキリスト教は同性愛を禁じたものの、伝統的にイエス・キリストの姿そのものが同性愛的欲望を喚起するものであったこと。” という部分に激しく同意。『ピエタ』とか『最後の晩餐』とか『セバスティアン』とか『洗礼者ヨハネ』とかを題材にした西洋絵画を見てて、どーもエロいよなあ…と思っていた私はおかしくなかったのね。あと、漱石の『こころ』がゲイ小説にカテゴライズされているのにも激しく同意。サキの名前がそーゆー意味だとは知りませんでした。不勉強でありました。