もうショスタコーヴィチカテゴリとか作ったほうがいいんじゃないのか。(またか!)

Piano Concerti 1 & 2

というわけでヘンな曲やってみたい症候群。アムランのショスタコーヴィチ、ピアノ協奏曲第1番&第2番。買ったのをすっかり忘れてたんだけど、これ楽しーい。面白ーい。
1番はちょっとお行儀良すぎかな。もうちょっとなりふり構わず大暴れしたほうが面白いと思うけど、ムッシュ・アムランはそんなはしたないことはしないか。こればっかりは演奏者の個性。
2番は素敵! ハノンのパロディらしいですが、これはムッシュ・アムランにはまさに適任。とにかくこの人は馬鹿テクですから、粒の揃った硬質な音でメカニカルに精密極まりなく駆け抜ける音階の嵐にはとてつもない爽快感。いいなーこれやってみたいなー(自分の実力棚上げ) でもこれが弾き切れるピアニストはそういないだろうなー。
一緒に入っているシチェドリンのピアコン2番は残念ながら私には良さが理解できませんでした。ここまで何が旋律だかわからないのはどうも……