棚卸しとか言ってる先から……。
トリストラム・シャンディは試しに図書館で上巻を借りてみたらもう大受け。ジャンディ氏の紆余曲折する世迷い事に歩調を合わせて、まだのたのたと上巻を読んでますが、めでたくも岩波がこの夏重版してくれたということだし、買うことに。
しかしこれほんと、『銀河ヒッチハイクガイド』(特に映画版。章の切り替え方とか脱線ナレーションやら図表やらが割り込みまくる構成のあたり)とか『ボートの三人男』(大時代な表現でどたばた喜劇を大真面目に描写し続ける語り口)とかとノリが全く一緒だよ。イギリス人て240年前からこんなことばっかりやってたのかね。