2007-09-16 サンキュー・ジーヴス book read word 『サンキュー・ジーヴス』 P.G.ウッドハウス/森村たまき(国書刊行会) どんどんスラップスティック色が強く、というよりバーティーがどんどんイロモノになってきた。しかし気になるのが最後のほうの、バーティーのもとに戻りたいというジーヴスの発言だ。 「…しかしながらご既婚の紳士様のご家庭にお仕え申し上げますことは、わたくしの主義とは相容れぬものでございます」 (p349) 既婚者はイヤ? 独身の紳士がいい? これ勘ぐるところですか? それともジーヴス一流のブラックジョーク?