オンナらしさ入門(笑)

ヤングアダルト向け新書だそうだけど、最近のティーンエイジャー向けってこんな絵本みたいな語り口しないと読まれないんだろうか。それにしても、この本を本当の悩み多きティーンエイジャー女子に読ませるのが良いのかどうか、私にはわからない。ティーンエイジをとっくの昔に過ぎた私などが今読むと、うわーきっつい皮肉だなあと思いつつ、あの時漠然と腑に落ちなかった部分が呑み込める部分もあるんですが(書き口は結構意地悪で引っ掛かるところも多いけど)、その当時に読んだら夢も希望もないんじゃないかと。いや夢も希望も持つなってことなのかな。でもこの内容をきちんと理解した女子はおそらく、女なんか辞めて男になりたいと思ってしまうと思う(事実、私も一時期そう思っていた)。小倉さんはそういうことを言いたいんじゃないんだろうとはわかるけど。うーん、ちょっと難しくてまとまりません。