ヒラリー・ハーン
ヒラリー・ハーン ヴァイオリン・リサイタル(横浜みなとみらいホール)
天気が悪くて残念。みなとみらいホール久しぶり。
- イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番
- アイヴス:ヴァイオリン・ソナタ第4番「キャンプの集いの子どもの日」
- ブラームス:ハンガリー舞曲集(Nos. 10, 11, 12, 19, 5, 20, 21)
- アイヴス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
- イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番
- イザイ:子どもの夢
- アイヴス:ヴァイオリン・ソナタ第1番
- バルトーク:ルーマニア民族舞曲
イザイとバルトークが素晴らしかった。特にイザイの「子どもの夢」。全体にタイトで硬質な作風で、ハーンの個性に一番合っているんだと思う。アイヴスは初めて聴いたけど、どれもあまり曲として好きじゃない。ブラームスは端正すぎ。もっとお下品にあざとくやってほしい……というのはハーンじゃタイプじゃないか。
アンコールはパガニーニのカンタービレと、ブラームスのハンガリー舞曲第5番再び。リラックスしたのか、パガニーニは伸びやかで素敵。
ところで、隣のおじさんがアンケートに席について苦情を書いていた。2階席正面の一列目でS席だったんだけど、確かに舞台からかなり遠い。というかホールが大きすぎるんですね。もっとこじんまりしたホールでやったほうがいいと思うんだけど、それじゃペイしないのかしら。