マリリン・モンローの最期を知る男

マリリン自身にはあまり興味がないので淡々と読み終わってしまった。しかし事実を積み上げたところに真実はなく、フィクションだけが真実に迫るという著者の姿勢には共感する。
それにしても、どうもフロイト派の精神分析医には胡散臭さを拭い去れない。患者が薬漬けになる責任の大部分は医者にあると思う。