ラ・ボエーム』を観てきた。テアトルタイムズスクエア
同名のオペラの映画化。最近こういうオペラの映画化が多くて嬉しい。生で観たら下手すりゃウン万のオペラが1800円で聴けるんだもんね。キャストも豪華だし。
ラ・ボエーム、実は全曲聴いたのは初めてです。なるほどこれはキラーチューンのオンパレード。そして、男声が女声より断然オイシイオペラですね。群像劇なのでアンサンブル満載なのですが、メイン級男声4人の掛け合いがすごく良いのね。
マリインスキーのプリマ(だった?)アンナ・ネトレプコは初めて聴きましたが(だって来日公演高すぎる…)、透明感のある安定した声で流石に素晴らしい。でも個人的には、ムゼッタ役のニコル・キャベルがすごく良かったと思います。とにかく華やかで素晴らしい声。ちょっと主役を食いかけていたような…。
演出は少々アニメちっくでベタでしたが、まーオペラだもん。しかしアンナ・ネトレプコ、役柄的に仕方ないのかもしれないけど、ときどきとんでもなく所帯じみて見えてしまった…。女優ならともかく、オペラ歌手としてそれはどうなんだろう(笑)

ところで、ヨーロッパ人がよくしているあの手の甲までの手袋(というか指先のない手袋と言うべきか)、あれ欲しいんだけど、なかなか売ってないよね。我が家も室内冷えるから、あれあると重宝するんだけど。