tatsumidou2012-02-26

どたばたしていて記録が遅れた。遅まきながら、24〜25日にかけて宮城県にボランティアに入ってきた。被災地のボランティアセンターと提携したバスツアーで、交通費がかなり安くすむ。ただし、その代わり往復バスで、昨今の快適な夜行バス仕様ではなく普通の観光バスなので、結構ハードな行程。
しかも当日は地元の人もびっくりするような大雪で、それでも作業はしたのだが(溝掃除と瓦礫拾い)、とにかく動いてないと寒い。そして帰りは大雪で東北道の交通規制に引っ掛かり大渋滞。途中で寄るはずだったお風呂をパスしても、日付が変わるぎりぎり直前に東京帰着という、いろんな意味で大当たりとしか言いようのない日だった。災害ボランティアは初めてだったんだが、初っ端に濃い体験をさせてもらった。最初にぬるい経験をするよりずっと良かったと思う。
一面の雪景色のせいで津波被害の程度があまりわからない印象だったけど、出向いた先は津波での倒壊家屋数が被災地で三位だという地域だった。家はぽつぽつ建っているけどほとんどが空き家で取り壊し待ち。作業した場所も、土砂だけみたいなところでも、掘り返すと結構ゴミやら瓦礫やらが出てきて、最終的にはゴミと瓦礫でちょっとした小山になった。
お土産はボラセンで買った当地特産という仙台苺。もともと苺農家さんが多く、ほそぼそと何軒か再開されているという。甘いなかにもすっきりした歯応えでとても美味しかった。ほとんどが北海道向けの出荷ということだったけど、これ関東にも出荷してほしいなあ。


もう一個、国見SAで買った白河ラーメン。帰りに寄ったときには地元の蜜柑や林檎などたくさん売っていたのだが、買いそびれたのが残念。
また暇を見つけて行きたいな。