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鯛のあらを安く大量に入手したのであら煮。男の料理ですので面倒なことは一切しません。一応水で洗いますけど、血合いなどそんな神経質に取りません。多少のうろこも気にしません。その代わり、煮汁は水を一切使わずに酒と醤油とみりん（今回はそろそろ使い切りたいめんつゆをどぼどぼ）を煮立てたところに一気に投入。あとは落し蓋（クッキングシートって便利）して15〜20分ほど煮るのみです。何か忘れてると思ったら生姜を入れ忘れてたんだけど、臭みは全くありません。牛蒡を一緒に煮るのが本当らしいが、ついいつもの習慣で長葱。

大学時代の友人の至言をふと思い出した。いわく、世の中には二種類の人間がいる。いかに高いものを買ったかを自慢する人間と、いかに安いものを買ったかを自慢する人間だ、と。確かにすごくわかりやすい消費行動の分類だ。そして、マーケティングの永遠のテーマだ。同じ人間の中にこの二種類が同居していることも珍しくないだろう。Hさんそれ論文のネタにすべきだったよ。一発当てられたよ、きっと。