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みちよしくんのタコ・プロジェクト最終日、行ってきました。日比谷公会堂。曲目は8番と15番、新日本フィル。
最終日のせいなのかどうなのか、客席はほぼ満席でした。タコファンとしては感無量。15番は予習していくつもりが間に合わず（最初から聴き始めては途中で寝落ちするの繰り返し）、曲の全体像が頭に入らないままだったけど、なんかとても可愛い曲だ。8番の阿鼻叫喚ヒステリックの後に聴くと、タコさんてとてもユーモアのある作曲家だったんだなあと思う。と同時に、可愛らしいなかにもどこか寒々しい乾いた印象も。特に四楽章のパーカッションソリ。ショスタコーヴィチが作曲家として最後に辿りついた境地が、あのカチコチカチコチカチコチだとすれば、何とも可愛らしくも哀しい。
タコさんの曲を聴くとファゴット愛されてるなあと（その愛が少々重いくらいだ）思うのですが、ピッコロもかなり愛されてるなあと今回思いました。あと、今回の新日本フィルはクラリネット、ファゴット、トロンボーンのトップが皆女性。クラはともかく、ファゴットとトロンボーンは珍しいなあ。パワフルで頼もしい。

ところで、このプロジェクトの実行委員長だったらしい黒柳徹子が前後半のインターバルに登場し、みちよしくんと簡単なトークがありました。徹子、ナマで見たのは初めてだったのですが……いやー強烈な人だった。みちよしくんたじたじでした。完全に負けてました。全てを徹子ペースに巻き込んで颯爽と去っていきました。前半の8番の余韻が吹っ飛びかねないインパクトだったよ。ひょっとして今回のメインかこれ。

そして……さらにどうでもいい感想ですが、今回のプロジェクト全体のプログラムを買ってみたら、中はタコさんの写真満載でファンには堪らない仕様になっているんですが。

若い頃のタコさんて……ちょとハ○ー・ポ★ターっぽい。

でなければ、の△太っぽい。

（毎回アホなコメントで感想を汚す私……）