訳文が読みづらすぎて、きちんと意味が取れているかどうか甚だしく不安。ただ、この本は前々から持っていて、何度も開いては投げ出しをしていた理由は、この読みにくさに加えて、本文の女学校の先生的な教え諭す目線で、これは訳者が選択した文体なのか原文がそもそもそういう文体なのかはわからない。ひょっとしたら原文を読んだらすごくわかりやすい文章なんじゃないかとも思うんだが、フランス語読めないんだよね残念。
まあしかし、当時のライフハック本なのだろうと思った。実存主義っていうのは万物が神の被造物であるというキリスト教者にとっては革命的な考え方だったに違いない。あなたの行動だけがあなたを規定する、という。ただ、キリスト教を背景としていない人間にはそれはあったりまえのことなんじゃないかと思ってしまうもんで、そこもまたぼーぼたんの理論がぴんと来ない理由かもしれない。