OUT

『人格障害かもしれない』 磯部潮(光文社新書) 『未来世界から来た男』 フレドリック・ブラウン/小西宏 訳(創元SF文庫) 『アイルランド 歴史と風土』 オフェイロン/橋本槙矩 訳(岩波文庫) 『水曜日は狐の書評』 狐(ちくま文庫) 『龍の話』 林巳奈夫…

風の文庫談義

『風の文庫談義』 百目鬼恭三郎(文藝春秋) 著者の厳しい文学批評が大変な博識に裏付けられて無類に的確なのはわかるんですが、妙に高みから見下されるような不快感を覚える瞬間があるのは無学者の僻みでしょうか。

壜の中の手記

『壜の中の手記』 ジェラルド・カーシュ/西崎憲 他訳(角川文庫) 幻想小説は好きなほうなんだが、これにはどうもあんまり感銘を受けない。表題作は、ぱっと見たときには夢野久作の『瓶詰地獄』を連想して、読後には宮沢賢治の某料理店の童話を連想した。ネ…

『Telling Evrybody』 HUMAN NATURE(EPIC/SONY RECORDS) 『Soul Alone』 Daryl Hall(EPIC/SONY RECORDS)

『初版 金枝篇 上・下』 J.G.フレイザー/吉川信 訳(ちくま学芸文庫) 『表象の帝国』 ロラン・バルト/宗左近 訳(ちくま学芸文庫) 『ピアニストを笑え』 山下洋輔(新潮文庫)

大地の咆哮

『大地の咆哮』 杉本信行(PHP) 冒頭の岡本行夫の解説は単なる推薦文でとても気持ち悪い論調だが、内容はとても客観的、現実的で非常に面白かった。どんなにトンデモだろうが隣人である以上、自衛のためにも友好関係を築いておくべきだという意見には全くも…

『Berlioz:Symphonie Fantasique』 Orchestre Revolutionnaire et Romantique/J.E.Gardiner(PHILIPS)

『クロイツェル・ソナタ、悪魔』 トルストイ/原卓也 訳(新潮文庫) 『鄭成功 上・下』 陳舜臣(中公文庫)

『改訂完全版 異邦の騎士』島田荘司(講談社文庫) 『沖縄文化論』 岡本太郎(中公文庫) 『アンダードッグス』 ロブ・ブライアン/伏見威蕃 訳(文春文庫) 今知ったのだが、この翻訳者さん、威蕃と書いて「いわん」と訓ませるらしい。森於菟みたいだな。

『本居宣長 上・下』 小林秀雄(新潮文庫) 『魔界風雲録』 都築道夫(光文社文庫) 『明治日本美術紀行』 フリーダ・フィッシャー/安藤勉 訳(講談社学術文庫) 『山頭火随筆集』 種田山頭火(講談社学芸文庫) 『悲劇の誕生』 ニーチェ/秋山英夫 訳(岩波…

『ブラームス:ヴァイオリン協奏曲&二重奏曲』 クレーメル/ハーゲン/アーノンクール(TELDEC)

『分身』 東野圭吾(集英社文庫) 『驚くべき天才の胸もはりさけんばかりの奮闘記』 デイヴ・エガーズ/中野恵津子 訳(文藝春秋) 『黒と茶の幻想』 恩田陸(講談社) 『センセイの鞄』 川上弘美(平凡社)

『翻訳家という楽天家たち』 青山南(ちくま文庫) 『現代建築・テロ以前/以後』 飯島洋一(青土社) 『妖女サイベルの呼び声』 パトリシア・A・マキリップ/佐藤高子 訳(ハヤカワ文庫) 『にぎやかな湾に背負われた船』 小野正嗣(朝日新聞社) 『もう起き…

『奇術師』 クリストファー・プリースト/古沢嘉道 訳(ハヤカワ文庫) 『花の大江戸風俗案内』 菊池ひと美(ちくま文庫) 『窯変源氏物語 1』 橋本治(中公文庫) 『風雅虎の巻』 橋本治(ちくま文庫) 『あなたに不利な証拠として』 ローリー・リン・ドラ…

『日本精神分析』 柄谷行人(文藝春秋) 『スパイのためのハンドブック』 ヴォルフガング・ロッツ/朝河伸英 訳(ハヤカワ文庫) 『日本精神分析』は例によって何故うちにあるのかわからない。読んでいてこう、えも言われぬ反感が湧き起こる本はニーチェ以来…

『ゼロになるからだ』 覚和歌子(徳間書店) 『ずぶぬれて犬ころ』 住宅顕信(中央公論新社) 『ウンコな議論』 ハリー・G・フランクファート/山形浩生 訳(筑摩書房) 『廃墟の歌声』 ジェラルド・カーシュ/西崎憲 訳(晶文社) 『諸国空想料理店』 高山な…

『近代化と世間』 阿部謹也(朝日新書)

『ユリイカ』 2005年8、10〜12月号、2006年1〜3、6月号(青土社) 『本の雑誌』 2005年1月号、2006年9月号(本の雑誌社) 雑誌大処分大会。

『食品の裏側』 安部司(東洋経済新報社) 『王家の風日』 宮城谷昌光(文春文庫) 『パイド・パイパー』 ネビル・シュート/池央耿 訳(創元推理文庫) 『渚にて』 ネビル・シュート/井上勇 訳(創元推理文庫)

『王妃の離婚』 佐藤賢一(集英社文庫)

『中国の歴史』 陳舜臣(講談社文庫) 『小説十八史略』1〜4 陳舜臣(講談社文庫) 『イギリス史』1 G.M.トレヴェリアン/大野真弓 監訳(みすず書房) 『ラファエロ真贋事件』 イアン・ペアズ/鎌田三平 訳(新潮文庫)

『イギリスの田園からの贈り物』 S.ホームズ/T.ウィリアムソン/中村妙子 訳(講談社) 『TCP/IPネットワーキング』 好川哲人(技術評論社) イギリス云々はどう考えても私が自分で買う本じゃないし、おぼろげに母あたりから貰ったような記憶がある。そういや…

『日本の歴史12 室町人の精神』 桜井英治(講談社) 『日本の歴史14 周縁から見た中世日本』 大石直正・高杉倉吉・高橋公明(講談社) 昔、訳あってここらへんの日本史にはまったことがあって、今でも興味がないわけではないけど、まあ図書館で事足りるかな…

『1984年』 ジョージ・オーウェル/新庄哲夫 訳(ハヤカワ文庫)

『歴史の中の日本』 司馬遼太郎(中公文庫) 『人麻呂の暗号』 藤村由加(新潮文庫) 『額田王の暗号』 藤村由加(新潮文庫) 昔懐かしいトンデモ本が出てきました。さしずめ日本版ダヴィンチコード? 西洋のお約束トンデモネタが聖書絡みだとすれば、日本の…

『ドミノ』 恩田陸(角川書店)

『朝のうた』 古沢巌(Sony records)

『ウィーン薔薇の騎士物語』1〜3 高野史緒(中央公論新社) 『世界の果ての庭』 西崎憲(新潮社)

だからってこともないけど、麻耶雄嵩大放出。 『あいにくの雨で』 麻耶雄嵩(講談社文庫) 『メルカトルと美袋のための殺人』 麻耶雄嵩(講談社文庫) 『翼ある闇』 麻耶雄嵩(講談社文庫) 『鴉』 麻耶雄嵩(幻冬舎文庫) 『痾』 麻耶雄嵩(講談社文庫) 『…

『幻想物語の文法』 私市保彦(ちくま学芸文庫) 『企業実務家のための実践特許法』外川英明(中央経済社) 『電話屋が書いたIPの本』 小林佳和(リックテレコム)