2010-01-01から1年間の記事一覧

海に帰る日/大転落

『海に帰る日』 ジョン・バンヴィル/村松潔 訳(新潮クレスト・ブックス) 美しい……が、地味。この一言に尽きる。バーチウッドを読んだ後だけに。ただバーチウッドは若書きの作品で、少々技巧に走りすぎたきらいはあるのかもしれない。本作はバーチウッドか…

違和感のイタリア

『違和感のイタリア』 八木宏美(新耀社) 友人に借りた本なんですが、面白かった! 教育を受けない自由、にしびれた。日本の横並び主義うざいと常々思っている人間としては。階級制度を前提にした考え方なのかもしれないけど、機会の自由と平等さえあれば、…

だいぶ記録をさぼってた。

晩酌なう。ヱビス飛鳥クルーズ。

ナポレオン、フーシェ、タレーラン

『ナポレオン、フーシェ、タレーラン 情念戦争1789-1815』 鹿島茂(講談社学術文庫) フランス革命期からナポレオン帝国、そしてその崩壊までのキーパーソン三人の動きと歴史を、情念(パッション)という側面から切り取った歴史読み物、かな。とにかく素人…

なんか最近、時間が経つのが早いよね…

晩酌なう。霧島ビール!

という訳で今日のカレー。これでバリエーションコンプリート。 玉葱と茄子とピーマンと手羽元を炒めて入れました。

Pasqua le Cllezioni Soave 2009.辛口で口当たり軽い。

暑いからって放り出しすぎ。

ブリューゲル版画の世界

すっかり夏季休業中であった。しかし周回遅れは通常運転。ブリューゲル版画の世界に行ってきた。渋谷bunkamura。平日の夜間に行ったんだけど、結構混んでたなあ。あのうじゃうじゃてんこ盛りになっている有象無象が可愛い。とびっこちゃん可愛い。そして宴会…

早く御飯炊けろー 空きっ腹に回るー Macon-Burgy Chardonnay 2006.辛口だけどちょっと重たい感じ。今日のカレーはこれ。

『共同幻想論』 吉本隆明(角川文庫) 『アタクシ絵日記 忘月忘日7』 山藤章二(文春文庫) 『百物語怪談会』 東雅夫 編(ちくま文庫) 『犀星王朝小品集』 室生犀星(岩波文庫) 『ダーウィン以来』 スティーヴン・ジェイ・グールド/浦本昌紀・寺田鴻 訳(…

インセプション

『インセプション』、バルト9。(8/10)

新ナポレオン奇譚

『新ナポレオン奇譚』 G.K.チェスタトン/高橋康也・成田久美子 訳(ちくま文庫)

取り急ぎ記録のみ。

ヴェネツィアの歴史

『ヴェネツィアの歴史 共和国の残照』 永井三明(刀水書房) カードを作りに行った隣区の図書館でたまたま見かけて借りてきて、もう1ページごとにハアハア言いながら読んでいた。萌えすぎて。あまりに萌えたので買いました。 それほど分厚くないにも関わらず…

エティリ・ビベル・ドルマス

上の本からもう一つ、ピーマンのドルマ(肉詰め)。正確に言うと豚肉で作ってるから似非ドルマ(トルコはムスリム文化なので豚肉料理はアウト)。家にある材料で簡単に作れてめっちゃ美味い。ピーマンが大量にあるときにはこれで行こう。配合:(元レシピと…

パトルジャン・サラタス

トルコ料理の茄子のディップというかペーストというか(パトルジャン・サラタス)作ってみた。レシピはこの本のを参考に、約半量にしてみた。 茄子大3本を焼いて皮剥いて包丁で叩いてペースト状にし、レモン汁大匙1/2、大蒜1片のすりおろし、ヨーグルト大匙1…

『古琉球』 伊波普猷/外間守善 校訂(岩波文庫) 『サバト怪異帖』 日夏耿之介/井村君江 編(ちくま学芸文庫) 『日夏耿之介文集』 井村君江 編(ちくま学芸文庫) 『ハックルベリー・フィンの冒険 上・下』 マーク・トウェイン/西田実 訳(岩波文庫)

絵で見る十字軍物語

『絵で見る十字軍物語』 塩野七生/ギュスターヴ・ドレ 絵(新潮社) ドレの版画に七生がちょろちょろ文つけただけで2000円超四冊配本かよ商売上手えなコンチクショー! とTLで大評判(笑)だったこの本ですが、ええゲイツされましたとも。こういう神経症的…

Vespers (Hybr)アーティスト: Rachmaninoff,Epcc,Hillier出版社/メーカー: Harmonia Mundi Fr.発売日: 2008/08/12メディア: CDこの商品を含むブログを見るPreludes Op 3 No 2 / Op 23 Nos 1-10 / Op 32アーティスト: Sergey Rachmaninov,Steven Osborne出版…

銃・病原菌・鉄 上

『銃・病原菌・鉄 上』 ジャレド・ダイアモンド/倉骨彰 訳(草思社) 人間が主な居住地によって生産力・技術力に差が出来たのは何故かを説明する本。序章を読んでいて妙にもやもやしたのが、このテーマがぶっちゃけ何故ヨーロッパ系の人間が歴史的に覇権を握…

売られた花嫁

『売られた花嫁』を観て/聴いてきた。例によって周回遅れの感想。(7/19) いやしかしこれは都響の本気。まず一番、というかこのオペラでほぼ唯一有名な序曲。もうこの序曲ときたら木管泣かせで、開幕前に木管だけが舞台に揃って練習してたのが…w しかしこ…

ファウストの劫罰

二期会オペラ『ファウストの劫罰』を観て来た。(6/17) アール・カオス演出・出演のダンスつきオペラを観るのは『ダフネ』以来二回目。ダフネがあまりに凄まじすぎたもので、今回もアール・カオス目当てで来たと言っても過言ではない。期待に違わず凄かった………

ドイツ現代史の正しい見方/ナポリの肖像

『ドイツ現代史の正しい見方』 セバスチャン・ハフナー/瀬野文教 訳(草思社) 『図説プロイセンの歴史』のハフナーさんの本。大まかな時系列順のテーマに沿った啓蒙的エッセイという感じなのだが、やっぱり全体にプロイセン好き好きフィルターが盛大に掛か…

具を入れて煮るだけのタイカレーレトルト。具は、鶏肉、玉葱、セロリ。そのままでは辛さ的に無理だったので、牛乳ちょっと入れた。辛い! 美味い! 鼻水出る! ハマる!

ザ・ロード

ザ・ロードを観て来た。(7/11) 朝10時の映画祭でカサブランカを観ようと六本木に行ったらなんと売り切れ。仕方なく転進したのがこの映画。以下ネタバレありますので、これから観ようという方はご注意。

フランス革命の肖像

フランス革命の肖像 (集英社新書)" title=" フランス革命の肖像 (集英社新書)" class="asin"> 『フランス革命の肖像』 佐藤賢一(集英社新書ヴィジュアル版) フランス革命時の著名人たちの肖像を、ざっくりした当時の歴史の解説と一緒に紹介した、トーシロ…

Coteaux du Tricastin Rouge 2006 "La Suzienne". フランスワインにしてはライトで口当たり良く飲みやすかった。晩酌に最適。