book

貸し出し中メモ: 『黒船』 『聖お兄さん』4〜5 『狼の口』 『ナポリの肖像』 『ヴェネツィアの歴史』 『大奥』3〜5巻

『俺俺』 星野智幸(新潮社)

『シューマンの指』 奥泉光(講談社)

貸し出し中メモ: 『黒船』 『聖お兄さん』4〜5 『狼の口』 『ナポリの肖像』 『ヴェネツィアの歴史』

『はるかなるものの呼ぶ声』 日野啓三(中公文庫) 『台風の目』 日野啓三(新潮文庫) 『砂丘が動くように』 日野啓三(講談社文芸文庫) 『日々雑録』 金井美恵子(朝日文庫) 『アルケミスト』 パウロ・コエーリョ/山川紘矢・山川亜希子 訳(角川文庫) …

『テルマエ・ロマエ 2』 ヤマザキマリ(エンターブレイン) ω炸裂しまくりだった。さいこう! さいこう!

海に帰る日/大転落

『海に帰る日』 ジョン・バンヴィル/村松潔 訳(新潮クレスト・ブックス) 美しい……が、地味。この一言に尽きる。バーチウッドを読んだ後だけに。ただバーチウッドは若書きの作品で、少々技巧に走りすぎたきらいはあるのかもしれない。本作はバーチウッドか…

違和感のイタリア

『違和感のイタリア』 八木宏美(新耀社) 友人に借りた本なんですが、面白かった! 教育を受けない自由、にしびれた。日本の横並び主義うざいと常々思っている人間としては。階級制度を前提にした考え方なのかもしれないけど、機会の自由と平等さえあれば、…

ナポレオン、フーシェ、タレーラン

『ナポレオン、フーシェ、タレーラン 情念戦争1789-1815』 鹿島茂(講談社学術文庫) フランス革命期からナポレオン帝国、そしてその崩壊までのキーパーソン三人の動きと歴史を、情念(パッション)という側面から切り取った歴史読み物、かな。とにかく素人…

『共同幻想論』 吉本隆明(角川文庫) 『アタクシ絵日記 忘月忘日7』 山藤章二(文春文庫) 『百物語怪談会』 東雅夫 編(ちくま文庫) 『犀星王朝小品集』 室生犀星(岩波文庫) 『ダーウィン以来』 スティーヴン・ジェイ・グールド/浦本昌紀・寺田鴻 訳(…

新ナポレオン奇譚

『新ナポレオン奇譚』 G.K.チェスタトン/高橋康也・成田久美子 訳(ちくま文庫)

ヴェネツィアの歴史

『ヴェネツィアの歴史 共和国の残照』 永井三明(刀水書房) カードを作りに行った隣区の図書館でたまたま見かけて借りてきて、もう1ページごとにハアハア言いながら読んでいた。萌えすぎて。あまりに萌えたので買いました。 それほど分厚くないにも関わらず…

『古琉球』 伊波普猷/外間守善 校訂(岩波文庫) 『サバト怪異帖』 日夏耿之介/井村君江 編(ちくま学芸文庫) 『日夏耿之介文集』 井村君江 編(ちくま学芸文庫) 『ハックルベリー・フィンの冒険 上・下』 マーク・トウェイン/西田実 訳(岩波文庫)

絵で見る十字軍物語

『絵で見る十字軍物語』 塩野七生/ギュスターヴ・ドレ 絵(新潮社) ドレの版画に七生がちょろちょろ文つけただけで2000円超四冊配本かよ商売上手えなコンチクショー! とTLで大評判(笑)だったこの本ですが、ええゲイツされましたとも。こういう神経症的…

銃・病原菌・鉄 上

『銃・病原菌・鉄 上』 ジャレド・ダイアモンド/倉骨彰 訳(草思社) 人間が主な居住地によって生産力・技術力に差が出来たのは何故かを説明する本。序章を読んでいて妙にもやもやしたのが、このテーマがぶっちゃけ何故ヨーロッパ系の人間が歴史的に覇権を握…

ドイツ現代史の正しい見方/ナポリの肖像

『ドイツ現代史の正しい見方』 セバスチャン・ハフナー/瀬野文教 訳(草思社) 『図説プロイセンの歴史』のハフナーさんの本。大まかな時系列順のテーマに沿った啓蒙的エッセイという感じなのだが、やっぱり全体にプロイセン好き好きフィルターが盛大に掛か…

フランス革命の肖像

フランス革命の肖像 (集英社新書)" title=" フランス革命の肖像 (集英社新書)" class="asin"> 『フランス革命の肖像』 佐藤賢一(集英社新書ヴィジュアル版) フランス革命時の著名人たちの肖像を、ざっくりした当時の歴史の解説と一緒に紹介した、トーシロ…

『ドリフターズ』 平野耕太(少年画報社) TLで話題になってたけど、噂に違わず面白い! 追っ掛けます。 ちなみに一瞬、全員集合のほうのドリフターズだと思ったことは秘密。

プロイセン絶対王政の研究

『プロイセン絶対王政の研究』 阪口修平(中央大学出版部) 主にフリードリヒ・ヴィルヘルム一世、フリードリヒ二世(大王)の時代のプロイセンの社会制度の研究書。ゴリゴリの学術書だけど、案外読みやすかった。 絶対主義――ここでは特に絶対君主制の意味で…

エコのイタリア案内

『エコのイタリア案内』 ウンベルト・エコ/谷口勇 訳(而立書房) 図書館で読んできた。エコって一瞬エコロジーのエコかと思ったよ。エーコのことね。独特の切り口から紹介するイタリアの特質。ダンベルで筋トレするローマ時代の女性とか、「雨だ、ちくしょ…

ヨーロッパ史における戦争

『ヨーロッパ史における戦争』 マイケル・ハワード/奥村房夫・奥村大作 訳(中公文庫) サルでもわかるヨーロッパ軍事史的にわかりやすく面白かった。あまり細かいことまで書かれていない分、全体の流れを俯瞰しやすい。 ナポレオン率いる革命軍、後の大陸軍…

本日の座礁本

『マクナマラ回顧録』 ロバート・マクナマラ/仲晃 訳(共同通信社) ですます体の壁が…。半分くらいまで行ったんだけどな。どうにも読んでて面白くない。まあ済し崩し泥沼戦争への道筋を書いた回顧録なんて面白いわけないだろうけど。一般的には率直な反省と…

母の発達

『母の発達』 笙野頼子(河出書房新社)(6/20) とても素直な声で母は言った。 ――生きたのがええ、お母さんごっこにはまってる馬鹿がええわ。 (p68) 注―三重県人が大声を上げるのは人間を止める時だ。 私の胸は使命感に溢れていた。母が育ててくれた恩を返す…

『一人の男が飛行機から飛び降りる』 バリー・ユアグロー/柴田元幸 訳(新潮文庫) 『暗黒のメルヘン』 澁澤龍彦(河出文庫) 『マシアス・ギリの失脚』 池澤夏樹(新潮文庫) 『転落・追放と王国』 カミュ/大久保敏彦・窪田啓作 訳(新潮文庫) 『異邦人』 …

本日の座礁本

『古書の来歴』 ジェラルディン・ブルックス/森嶋マリ 訳(武田ランダムハウスジャパン) 伝奇小説にしてもあまりにも風情がない。訳文も、訳文から伺い知れる原文も。

『ハルシオン・ランチ 1』 沙村広明 いきなり放出。ギャグのセンスと絵がどうしても肌に合わない。

『聖☆おにいさん 5』 中村光(講談社) 『ヘタリア 3』 日丸屋秀和(幻冬舎コミックス) 『ハルシオン・ランチ 1』 沙村広明

「死の舞踏」への旅

『「死の舞踏」への旅 踊る骸骨たちをたずねて』 小池寿子(中央公論新社) ヨーロッパ各地の教会壁画等に残る、骸骨と人間が隊列を組んで踊るというか練り歩く「死の舞踏」を追った、研究書というより紀行文のような感じ。ハーメルンの笛吹きもこれの一変形…

煙滅

『煙滅』 ジョルジュ・ペレック/塩塚秀一郎 訳(水声社) 正直言って中盤くらいまではとにかく読みづらさばかりが気になって座礁しそうになったんですが、後半から怒涛の展開で面白くなる。この読みづらさは著者が意図したものなんだろうけど、やっぱり楽し…

影の縫製機

『影の縫製機』 ミヒャエル・エンデ/ビネッテ・シュレーダー 絵/酒寄進一 訳(長崎出版) 詩より絵が好き。詩はちょっと説教臭いところあり。原文で読んだら違うのかもしれないけど。でも「例外」だけはめっちゃ好き。 これがまたすごいはげでね!